レバノン大規模爆発の仕組まれた陰謀

お疲れさん、レオンだぜ。


今週は、レバノンの首都、ベイルートで大規模な爆発があったのは知ってるよな？

こん事件について話をしよう。


まず、俺の個人的な見解として、
この爆発は単なる事故ではない
ということだ。


この大爆発の裏には、

戦争になるかもしれない
というシナリオが隠されている可能性

を考えている。


まず、
レバノンの政治というのは３分化されていて、


・スンニ派
・シーア派
・キリスト教のグループ

という３つの派閥がある。


スンニ派もシーア派もイスラム教なんだけど、
スンニ派はサウジアラビアはバックについてて、
シーア派はイランがバックについてる。

つまり、

スンニ派＝サウジアラビア
シーア派＝イラン



それぞれがバックについてて、
資金的にも支援している。


つまり、レバノンという国は
イスラム教における２つの勢力が対立していて、
事実上、内戦のような状態になっている。


そして２つの勢力を支援しているのが
イランとサウジ。


この両国は長年、
敵対関係にあり、常に睨み合ってる状態で、
今でも一触即発の状態。


イランはシーア派に
お金や武器を与えてサポートしているし、
サウジはスンニ派に同じような
サポートをしている。


この犬猿の仲をどうにかするために、
ここ最近は政権を３分割している。


・スンニ派
・シーア派
・キリスト教のグループ


３つに分割することで
安定やバランスを保っていた。


しかし2020年。
新しい首相が選ばれた。


それが、ハッサン・ディアブ

ハッサンは
シーア派（イラン側）
が支援する人物だ。


この首相は性格が良くて
人間的には悪くない人物なんだ。


しかし、シーア派（イラン側）
の人物ということで、


たびたびスンニ派（サウジ側）
が「辞めろ！辞めろ！」と
抗議デモなどを起こしていた。


これが、2020年からの
レバノンの政治の話だぜ。


まずはこういう状況になっている
ということをおぼえておいてくれ。


そして次に
大規模爆発について。


そして今回のレバノンで起こった爆発は
非常に規模が大きくて犠牲者も多い。


爆破の規模や、爆破する際に必要な
爆薬の量などを考えると、
かなりプロフェッショナルな手口だと感じたぜ。


もしかすると
イスラエルの工作員がやったのか？
と思ったりもしているんだ。


なぜなら、今までシーア派や
スンニ派の連中が時々、
爆弾テロを起こすことがあったものの、


近所のショッピングモールで
爆破事件を起こしたり、
人間の身体に爆弾を巻きつけた
自爆テロなど、


比較的に爆破規模の小さいもので、
世界中のニュースで報道されるような
今回のような規模の爆破はなかった。


というか、
そもそもそこまでの
爆破技術がないわけだ。


だから、
爆破のプロフェッショナルであるり、
高度な爆破技術を持った
イスラエルの工作員の仕業かな？
なんて考えたりもしたぜ。


まぁ、誰がやったにしろさ、
今回の大爆発はレバノンにとって
大きな打撃になることは間違いないぜ。


なぜなら、今年に入ってから
スンニ派とシーア派の対立の溝が深まってて、
政権が不安定になっていて、
さらに財政問題も深刻化してるからだ。


レバノンは財政も破綻寸前なのさ。


一般人で言うところの
『自己破産する一歩手前の状態』
って感じだぜ。


なので、今回の大規模爆発は
レバノンにとってかなり悪い出来事だ。


じゃあ、
もし破綻になったら何が必要なのか？


それはテロや軍隊ではなく
『カネ』が必要だぜ。


お金が国の破綻を救うわけだ。


じゃあ誰が、
そのお金をサポートするのか？


それはサウジアラビアだ。

スンニ派のバックに付いてるサウジが、
スンニ派を通じて、
レバノンに対して資金サポートする。


そうなると、

「俺たちがお金をサポートするから
シーア派の首相はやめろ！」

となる。


つまり、今回の大規模な爆破は、


シーア派の首相を
辞めさせるために
仕組まれたものではないか？


と俺は推測するぜ。


中東情勢というのは、
宗教問題が深く関わっていて、
非常に複雑で
日本人には簡単に理解できないぜ。


というわけで、
いよいよ中東で戦争が
勃発するかもしれない。

そして、
もし戦争になるならば、
アメリカがどう関わってくるのか？


今回の大爆発は、
宗教を通じて２つに分裂している
勢力の仲がさらに悪くなって、
そこから戦争という方向に向かうのではないか。


戦争をすることでカネ儲けをしたい
『戦争屋（軍産複合体）』の姿も
チラホラ見え隠れするぜ。

結局、奴らは
戦争をする理由なんて何でもいいのさ。


この地球上には戦争が起こることで
お金が儲かる連中がいて、


近年で言うならば、
911テロもアルカイダなどのテロ組織も
すべて戦争屋（軍産複合体）が
シナリオを書いたもの。

中国とアメリカも
“経済戦争”の状態にはあるものの、
ミサイルなどを使った戦争になる可能性は、
なかなか現実化しにくい。


ということは、
やはり戦争屋からすれば
『中東』というのは、
非常に戦争の舞台になりやすい。


アメリカとイラクの戦争も、
アフガニスタンも
すべて舞台は中東。


都会から離れた砂漠で
ドンパチするのは大歓迎というわけだ。


じゃあ、今日はここまでだぜ。