世界最強の日本の潜水艦
お疲れさん、レオンだぜ。
さて、今回は世界でも最高レベルの日本の潜水艦について語ろう。
2020年10月14日に、海上自衛隊の最新鋭の潜水艦「たいげい」の進水式が三菱重工株式会社の神戸造船所で行われたぜ。
高性能のリチウムイオン電池を搭載しているので、一度の充電で長期間の航海ができるわけだ。
世界で初めてリチウムイオン蓄電池を採用した「そうりゅう」という潜水艦があるんだけど、その次世代型になるわけだ。
詳しく話をすると長くなるから、簡単に説明するけどさ、「たいげい」は、原子力潜水艦ではなく、通常動力型の潜水艦なのさ。
原子力潜水艦は、動力を原子力に頼っているため、半永久的に潜航して任務を継続することが可能だ。
とはいえ、実際には船員の食料問題があるから、半永久的に海に潜っているのは不可能だけど、原子力潜水艦は海水を蒸発させて真水を作りだすことができ、それを電気分解することによって酸素も作り出せるぜ。
だから原子力潜水艦は、半永久的に海に潜っていることができるわけだ。
ちなみに、日本は「たいげい」のような通常動力型の潜水艦は持ってるものの、原子力潜水艦は持っていないわけだ。
だから、「日本も原子力潜水艦を造るべきだ」という意見もあるぜ。
その昔、原子力船「むつ」というのを建造したんだけどさ、放射線漏れを起こしたから、残念ながら放棄されたのさ。
ただ、日本の潜水艦のレベルは世界でもトップクラスだぜ。
まず1つ目の理由は、「静音性」だ。
潜水艦は敵に見つからないことが絶対条件だ。
そして見つからないために大事なのが「静音性」だぜ。
日本の潜水艦技術が世界トップレベルの理由は、とにかく『静か』だということだ。
そして2つ目は、外部とコミュニケーションを取る能力が高いということだ。
潜水艦にとって大切なことは、潜水してる時に、どうやって外部とコミュニケーションを取るか、だぜ。
まぁ、海の上に出てアンテナを使えばいいんだけどさ、潜水艦は海の中に潜ってナンボだぜ。
海の上に出たら敵に見つかる可能性大だぜ。
だから、いかに深く潜ったまま、地上と交信をするか?
これが重要だぜ。
そして、この交信技術というのは、世界中で技術アップのための研究が進められているわけだ。
日本はこの技術においても世界トップクラスなのだが、今年の6月にサウジアラビアのキング・アブドゥッラー科学技術大学は、防水機能が付いてるスマートフォンでZOOMが交信できる実験に成功したのさ。
日本の通信技術も素晴らしいものがあるけど、まだ深海でZOOMなどを使ってオンライン会話ができる技術はないのさ。
ただ、今後はサウジアラビアの技術を抜く革新的な技術が出てくるだろうな。
日本の技術は世界ナンバーワンだから、サウジアラビアを抜く日は近いぜ。
じゃあ、今回はここまでだぜ。