これから先、すでに決まってる『3人の総理大臣』

レオンだぜ。


さて、今回のテーマは、
『実は総理大臣はすでに3人決まってる』
という内容の話だぜ。


まず、ご存知のように、
来週の総裁選に出る候補者は3名。

 

石破茂 氏(63) 元幹事長

岸田文雄 氏(63) 政調会長

菅義偉 氏(71) 官房長官

 

 

 

まず、石破氏。

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石破氏は、
安倍政権と政策の方針が
まったく異なる



前回の総裁選で、
安倍晋三首相にただ1人挑戦し、
地方議員
票では善戦したものの、


国会議員票では大差をつけられ、
選挙後も反安倍の立場で
これまでやってきた。


露骨に『反安倍』の
立場を強調していたから
安倍総理は石破氏を
好きではないはずだ。


石破氏と安倍首相は、
2012年9月の自民党
総裁選で対決して以来、

ギクシャクした関係が続いてきた。


政治手法の違いなどから
「相性が合わない」
と言われてきたぜ。



さらに、麻生氏や二階氏なども
それぞれの立場から
「石破潰し」に同調するみたいで
石破氏が自民党の仲間から
応援される可能性は極めて低いぜ。


なぜ、石破氏が
同じ自民党の仲間から
こんなに人気がないのか?



詳しくは先日書いた
レオンブログの記事を
参照してくれよな。

 

そして岸田氏。

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岸田氏は
「いい人だけどまとめる力不足」
自民党内では見られている。


さらに俺が思うに、
政治家には
『政治家としての直感力』
が必要だと思うが、


岸田氏は政治家として大事な
「直感力」がない
というのも非常に残念だ。


というのは、
こういうエピソードがある。


8月28日に安倍総理
電撃辞任の会見をした当日、
岸田氏は東北に出張に行っていた。


まさかその日に
いきなり安倍総理
辞任発表をするとは
岸田氏は思っておらず…



そして
「どうやら夕方に
安倍総理が辞任発表をするらしい」


という連絡を東北にいる時に聞き、
慌てて東京にトンボ帰りしたらしいのさ。


この話を聞いて
おれは岸田氏は残念ながら
「政治家としての直感力がないな…」
と感じたぜ。


安倍総理の体調が悪い」という話は
新聞やメディアでも報じられていた。



つまり、
安倍総理が病院に通って
検査を受けていたことは誰もが知っていたわけだ。
国民ですら知っていた話だぜ。



そう考えると、
岸田氏はどう考えても
俺たち一般人なんかよりも
ずっと詳しい情報を持っていたはずだ。


だから、
「もしかすると
辞任が発表される可能性が
あるかもしれないな…」

と万が一の状態を
予想しておかなければいけない。


それが
政治家としての直感力
だぜ。



というわけで、
残念ながら岸田氏には
政治家としての直感力が
期待できないので
現時点で総理大臣のポストを担うのは
厳しいだろう。


そうすると、約7年半もの期間、
官房長官として安倍総理を支えてきた
菅氏がベストな選択となる。

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菅氏は調整力があり、
情報力があり、
頼りになる力がある。


たとえば、
GoToトラベル。


二階幹事長は「観光のドン」として、
死にかけていた観光地の旅館、ホテル、
バス、タクシー、おみやげ物屋さんなどを
救済して「人の移動」の流れを作ることで、


飛行機、新幹線、鉄道などの
業界を活性化させたかったわけだ。


そんな二階幹事長の想いを
菅氏はすくい取った。


菅氏は7月22日、
GoToトラベルを
前倒しでスタートさせた。


新型コロナウイルス
第2波の兆しを見せていただけに、
「時期尚早」という批判もあった。


しかし、あえてリスクを取ったのは、
自民党のドンである二階氏との連帯を
証明するものであるのに加え、
「経済を回すべき」という
信念があったからだ。



しかし、そんな中、
小池都知事
「ステイホーム。動かないで!」
と、呼びかけただろ?


しかし、菅氏は
小池都知事を無視。


「動くな!というなら東京は除外する」
と、露骨な嫌がらせで
GoToトラベルから東京を外した。


この「かけひき」は
岸田氏はおそらくできないだろう。


ここに菅氏の
かけひきの強さ、
思い切りのよさ、
自民党の仲間からの
信頼の厚さ、


「あいつは頼りになる男だ!」
と仲間から思ってもらえる
決断力があるわけだ。


じゃあ、菅氏が次の総理になる場合、
安倍総理や岸田氏などの主要人物は
どうなっていくのか?

 

まず安倍総理
自民党の裏ボスに
なっていくだろうな。

 

安倍総理の出身派閥であり、
自民党内で最大の勢力である
『清和会』は、


現在、元官房長官である
細田氏が会長だ。

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しかし、これから先は
安倍総理が清和会の
会長となるだろう。


要は『キングメーカー』として、
自民党の裏ボスとして暗躍するだろうな…

キングメーカーとは、
総理大臣などの権力者の人選を左右する
陰の実力者のことだ。

 

そして、岸田氏だけど、
菅氏がもし総理大臣になったら
おそらく官房長官になるんじゃないか
と予想するぜ。



ただ、菅氏は基本的に
2021年9月までの短期間での就任



改めて行われる
2021年9月の総裁選では
菅氏か岸田氏が総理大臣になる気がするぜ。


来週の総裁選で菅氏が選ばれて
来年9月の総裁選までの間に
良い仕事をすることができれば
2021年の総裁選でも選ばれて続投。


菅氏があまり良くなければ
岸田氏が総理大臣になり、
政調会長河野氏だ。

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国民に人気があり、防衛大臣として
ミサイル防衛に力を入れるなど、
今までの防衛大臣とは違う
新しい路線を打ち立てた。


この前のブログでも紹介したけど
CSISのレポート、
『China’s Influence in Japan』
(日本における中国の影響)


を見る限りでも、
アメリカ側の河野氏への
期待は大きい
と思うぜ。

 

恐らく河野氏
アメリカ側の大本命であり、
CSISのレポート内容を見る限り、
アメリカ側としては、
本当は今すぐにでも
河野氏に首相になってほしいはずだ。


しかし、何と言っても河野氏は、
「党の三役」と呼ばれる


・幹事長
・総務会長

政調会長


これらに
就いたことがないわけだ



麻生派河野氏
細田派の西田氏
竹下派の茂木氏


この3人は将来の
総理候補になるけれど


・幹事長

・総務会長
政調会長


これらの経験がないと
総理大臣になるのは難しいぜ。

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それに、いくらCSIS
河野氏をプッシュしても
上記の重要な3つのポストを
これまで担当したことがないから
アメリカ側の勝手な意向で総理大臣にさせると
さすがに大きな問題が出てくる。



そのため、河野氏
まずは政調会長もしくは
官房長官に就任させて、
岸田氏の後に首相をやらせるはずだぜ。


要するに、安倍氏の後任である菅氏、
その後に就くであろう岸田氏という
一連の流れは、


すべて、アメリカ側の本命である
河野氏を総理の座に就かせるための
布石だということだ。


というわけで、
これから先、すでに決まっている
3人の総理大臣は

・菅氏
・岸田氏
河野氏

だぜ。


そして、
河野氏の次に控えているのが
小泉進次郎だ。


進次郎については
また今度、書いてみよう。


彼はジャパン・ハンドラーズ
カウンターパーツだ。


ジャパン・ハンドラーズとは、
その名の通り、日本という国の
ハンドルを握って操縦する
アメリカ人たちのことだ。


安倍首相や自民党
ジャパン・ハンドラーズの
命令や要求に反することはできない。


CSISのレポートが出た後に、
急遽、責任をとって辞任した
安倍総理の話をこの前したよな?

 


ジャパン・ハンドラーズに
協力する日本人を
『カウンターパーツ』
と呼ぶのだけど、


アメリカに
忠誠を誓い、
同盟国アメリカが目指す方向性に
日本の政治や国民を誘導する
カウンターパーツの中の1人が
小泉進次郎なのさ。

 

というわけで、
今回はここまでだぜ。



詳しい話はまた次回だぜ。